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原発性胆汁性肝硬変の診断方法とはどんなものか

原発性胆汁性肝硬変の診断は、肝生検の実施で確定します。肝生検では、病気が初期段階なのか悪化した段階なのかも、明らかになります。原発性胆汁性肝硬変の患者に触診を行うと、50%くらいは肝臓が腫れて硬い状態になっているといわれます。そして、25%くらいの人には脾臓の腫大が認められるといわれます。

 

悪化してくると、肝臓が縮小するという現象も起こってきます。患者の15%くらいには小さい黄色の沈着物が認められ、これが皮膚に起こると黄色腫、まぶたに起こると黄色板症と呼んでいます。10%くらいの人には、皮膚の色素沈着傾向が認められるといわれています。

 

初期の段階から黄疸のみが認められる人は、全体の10%に満たないくらいといわれています。そうでない場合でも、病気が悪化すると黄疸を生じるようになります。原発性胆汁性肝硬変の人のおよそ50%は、定期的に実施する血液検査で初期症状が起こる前に異常が発見されています。患者のほとんどには、ミトコンドリアの抗体が血液の中に見受けられという特徴もあります。

 

黄疸や肝機能検査値が正常な数値を示していなければ、胆管系のMRI検査を実施することになります。MRI検査や超音波検査などによって、肝臓の外側に位置する胆管におかしいところはないか、閉塞しているところがないかどうかを確かめることができます。肝臓の外にある胆管に閉塞がなく、異常な部分が肝臓の中にあると見られれば、原発性胆汁性肝硬変の診断の根拠になるといわれています。ミトコンドリアの抗体が検出される場合でも、診断の根拠になるとされています。