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鉄分不足で起こること

鉄分が不足すると、なぜめまいがしたりふらついたり、貧血になってしまうのでしょうか。それは、血液が不足して酸素が運ばれなくなり、全身にエネルギーが足りなくなるからです。

 

脳にも酸素がいかなくなるため、集中しにくくなったり、頭がもやもやするような状態になる人もいるでしょう。また鉄分を補給すればすぐに解消すると思うかもしれませんが、慢性的に鉄分が不足するようになると肝臓などにも悪影響が出てしまうことがあります。

 

酸素と結びつきやすい鉄分
鉄分はそもそも酸素と相性がよく、全身に酸素を行き渡らせるためには鉄分が重要な役割を果たすと考えられています。もちろん血液が酸素を運んでいるために、血液のもととなる鉄分が不足すると血液不足となって酸素が運搬されにくくなるという問題もあります。

 

いずれにしても、血液内や筋肉内などにあって生命機能を維持するために使われている鉄分は機能鉄と呼ばれています。

 

これに対して、肝臓や骨髄などに貯められて必要なときに使われる鉄分を貯蔵鉄といいます。血液や筋肉の存在する鉄分が不足してくると、貯蔵鉄から切り崩されて消費されるのです。

 

これらの鉄分がたまりすぎても臓器に負担がかかってしまいますが、不足してばかりいてもやはり負担が重なります。そのため、普段消費される鉄分は、なるべく不足しないように食事や鉄分サプリメントなどで補うことが大切です。

 

鉄分不足の原因
鉄分が足りなくなることによって起こる様々な症状は、単に摂取量が不足していることにあるとは限りません。栄養状態の悪さから鉄分が不足するのを防ぐのはもちろん、鉄分の吸収が阻害されるようなことも防ぐ必要があります。

 

下痢をしやすい人も、鉄分が出ていってしまいやすい傾向があります。成長期だったり月経で出血量が多かったり、妊娠などによって鉄分を大量に必要とするときもあります。

 

ガンや子宮系の病気などによって、出血量が増えて鉄分が足りなくなってしまうこともあります。このように鉄分不足になる原因は一概には言えないため、貧血のような症状が起きたら何が原因になっているのかを追求して適切な対策をとることをおすすめします。もちろん、病気の場合には、医師に相談して対処のアドバイスや治療を行ってもらいましょう。